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コロナ禍の高校野球 練習“制限”続く中…聖地目指し知恵振り絞る日々

[ 2021年9月13日 09:00 ]

甲子園球場
Photo By スポニチ

 2校の出場辞退があった今夏の甲子園大会。3回戦以降は辞退校が出ることなく、無事に決勝まで開催できた。

 ワクチンの接種が進んでいるが、コロナの感染力は恐ろしいものがある。どれだけ感染対策をしていても、防げないウイルスだけに、厄介だ。

 高校野球は秋の大会が始まったが、コロナによる出場辞退となるチームが多く出ている。神奈川県大会では今夏甲子園に出場した横浜が、3回戦前に辞退となった。

 新チームになって間もない秋の大会。例年なら普段の全体練習でチームプレーを反復練習し、大会に臨めるが、今年はそうはいかない。神奈川で16強入りを果たした藤沢清流は現在は分散登校中で、平日に2年生が集まれるのは一度だけ。さらに、練習は午後5時まで。エースの木島直哉(2年)は「個人の時間が増えたので、公園に行ったりできることをやっている。家では腹筋や体幹のトレーニングを中心にやっている」と明かした。榎本正樹監督は「制限がある中でよくやっている」と集まれる日には効率のいい練習をこなしている。

 8強入りを決めた桐光学園の野呂雅之監督も「もう少し練習で詰めたいなと思っても、時間が限られているからできない。どの練習を優先するかを考えながらやっている」と苦悩しながら公式戦に臨んでいる。例年とは違う環境下でのチームづくり。指導者も、選手たちも、知恵を振り絞る日々を過ごしながら、甲子園を目指している。(記者コラム・川島 毅洋)

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