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片岡篤史氏 阪神・佐藤輝はベルトより上の目付けをして、打ちにいくべき 追い込まれたら打撃に変化を

[ 2021年9月5日 07:00 ]

セ・リーグ   阪神4-3巨人 ( 2021年9月4日    甲子園 )

本紙評論家・片岡篤史氏

 【片岡篤史 視点】佐藤輝はベルトより上の目付けをして、そこを打ちにいくべきだ。持っているものは素晴らしいが、相手もいることだし、全打席長打は打てない。追い込まれたら少し打撃を変えるとか、今は高めの真っすぐを空振り三振しているが、あれは真っすぐを狙っているのではなく変化球が頭にある中での空振りだと思う。三振するにも、その前に二つのストライクがあり、そのストライクをどのように捉えるかということを考えた方が早い気がする。追い込まれるまでは多少高めのボールを振ってもいいが、ベルトより低めの真っすぐや変化球は見逃すという、勝負になってくる。我慢できれば向こうのゾーンも上がり、その辺りのせめぎ合いになってくるだろう。

 チームとして苦手とする高橋に対しては、右打者のインコース真っすぐとチェンジアップ系のボール、どちらかを張っていけばいいと思うが、チェンジアップの変化がなかなかない変化と聞く。ただ、遅いボールを入れすぎるのではなくて、前でさばくぐらいの気持ちの方が良い結果になるかもしれない。10勝している良い投手だが、あと2、3回対戦する可能性もあり、やり返さねばならない。

 大山は3試合連続のお立ち台になった。3ボールから打った中日戦から気が楽になったのか、初戦の初球から打ったタイムリーにしても、きょう(4日)の第1ストライクからの捉え方にしても、らしさが戻ってきたと思う。最後の打席で初球の外角スライダーにビクともしなかったように、今後は狙い球をしっかり絞ることで、ああいう勝負強さが出てくるし、得点圏打率にも関わってくる。復調のきっかけにしてほしい。

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