大谷 右手親指の痛みも2試合ぶり安打で4の1 盗塁は失敗 エ軍は2戦連続零敗  

[ 2021年7月31日 13:56 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―2アスレチックス ( 2021年7月30日    アナハイム )

6回に中前打を放ったエンゼルス・大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は30日(日本時間31日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。6回に2試合ぶりの安打となる中前打を放ったものの、盗塁死となるなど4打数1安打1三振で打率・279だった。チームは0-2と前日29日(同30日)の同カードに続く、完封負けで借金を1とした。

 大谷は初回無死一塁の第1打席はア軍先発でこの試合前までにリーグトップの10勝を挙げていたバジット相手に空振り三振。4回先頭の第2打席はニゴロだった。6回先頭の第3打席はカウント1-2からのカットボールを中前へと運ぶ安打を放った。打球速度は88マイル(約141・7キロ)。28日(同29日)ロッキーズ戦以来2試合ぶりの安打だった。だが続くゴスリンの打席では盗塁を試みて失敗、チャンスを広げることはできなかった。8回1死の第4打席では2番手右腕・ロモ相手に三ゴロだった。

 この日の試合前には大谷が28日(同29日)のロッキーズ戦でダグアウトに飛んできたファウルボールを避けようとした際にボールが右手親指に当たり痛めていたことが明らかになった。ジョー・マドン監督が明かしたもので、「問題はないが少し痛みがある」とし、次回登板は予定されていた8月1日(日本時間2日)の本拠地でのアスレチックス戦から2日(同3日)の敵地でのレンジャーズ戦に変更になる公算が高まった。打撃には影響はないとして前日29日(同30日)のアスレチックス戦も「2番・DH」で出場していたが、1打数無安打3四球だった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月31日のニュース