大谷　6回に2試合ぶり安打！　右手親指痛みなんの　2ケタ右腕バジットから中前打　盗塁はアウト

ア・リーグ   エンゼルス0―2アスレチックス （ 2021年7月30日    アナハイム ）

6回に中前打を放ったエンゼルス・大谷（AP）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（27）は30日（日本時間31日）、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。第3打席に2試合ぶりの安打を放ったが、盗塁は失敗

打数1安打1三振で打率は・279だった。チームは0-2で敗れて連敗、借金を1とした。

　6回先頭で打席に立ち、ア軍先発で今季この試合までにリーグトップタイ10勝を挙げていたバジットのカウント1-2からのカットボールを中前へと運ぶ安打を放った。打球速度は88マイル（約141・7キロ）。28日（同29日）ロッキーズ戦以来2試合ぶりの安打となった。だが続くゴスリンの打席では盗塁を試み、アウトとなった。

　初回無死一塁の第1打席は空振り三振。4回先頭の第2打席はニゴロに倒れた。8回1死の第4打席は2番手右腕・ロモの前に三ゴロだった。

　前日29日（同30日）のアスレチックス戦も「2番・DH」で出場したが、1打数無安打3四球で3試合連続本塁打はならず、連続試合安打も「5」でストップ。チームは0―4で敗れた。今季この試合までの打撃成績は96試合で344打数96安打81打点、37本塁打、15盗塁で打率・279だった。

　また、この日の試合前、大谷が28日（同29日）のロッキーズ戦でダグアウトに飛んできたファウルボールを避けようとした際にボールが右手親指に当たり痛めていたことが明らかになった。ジョー・マドン監督が明かしたもので、「問題はないが少し痛みがある」とし、次回登板は予定されていた8月1日（日本時間2日）の本拠地でのアスレチックス戦から2日（同3日）の敵地でのレンジャーズ戦に変更になる公算が高まった。打撃には影響はなく前日29日も出場していた。