元ロッテ・喜多監督率いる興国が延長14回サヨナラ勝ちで決勝へ 履正社無念の敗戦

[ 2021年7月31日 13:09 ]

全国高校野球選手権大阪大会準決勝   興国5-4履正社 ( 2021年7月31日    大阪シティ信金スタジアム )

<大阪大会 興国・履正社> 延長タイブレークの末、履正社に勝利し決勝進出を決めた興国ナイン (撮影・後藤 大輝)
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 タイブレークに突入した試合は延長14回、興国が1死満塁から2番・中村の右越え打でサヨナラ勝ちした。前回大会の19年に全国制覇を果たした強豪・履正社と、68年に全国優勝した古豪・興国が激突。今春の府大会4回戦では興国が4―1で勝利しており、この日も1点を争う好ゲームを演じた。

 興国は初回に2番・中村、3番・山田の連打で1死一、三塁から2年生の4番・池上の中犠飛で先制した。池上は5回2死一、三塁でも右前適時打、さらに2死満塁から6番・大森の押し出し死球で3点目を挙げた。準々決勝までの5試合で田坂、大江の左腕2本柱で4失点と投手陣が安定している興国は背番号1の田坂が先発。伸びのある球で履正社を6回まで1安打に抑えた。

 履正社はここまで打率5割の1メートル85、94キロの4番・松林に加え、5番に今大会初スタメンの1メートル85、90キロの原を起用。大型打線を組んだが「今年のチームはなかなか点が取れない」と岡田龍生監督が言うように、4回戦から接戦続きの打線が前半は苦しんだ。7回に三木、真鍋の連続二塁打、押し出し四球で反撃すると、2死満塁で松林が3番手・大江から左前に同点打し粘りを見せた。

 興国を率いる喜多隆志監督は智弁和歌山では97年全国制覇の主力で、慶大―ロッテを経て、18年に監督就任した。「翌春に入部したメンバーが今の3年生。思い入れはある」と前回甲子園出場の75年以来、46年ぶりの決勝進出へ最後まで闘志を失わなかった。大阪ベスト4で唯一ノーシードから勝ち上がった履正社は、19年から続く地区大会、独自大会甲子園などの夏の連勝が26で止まった。

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