大阪桐蔭、逆転4強 竹中が好救援6回無失点 プロ注目の松浦、関戸に対抗心「経験は2人よりある」

[ 2021年7月30日 05:30 ]

全国高校野球選手権大阪大会準々決勝   大阪桐蔭5ー3金光大阪 ( 2021年7月29日    南港中央 )

<大阪桐蔭・金光大阪>好リリーフを見せた大阪桐蔭・竹中(撮影・平嶋 理子)
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 大阪桐蔭の竹中勇登が0―3の4回から救援し、6回を3安打無失点に抑えて8回の逆転劇を呼び込んだ。「1点もやれない気持ちでした。テンポよくチームにいい流れを持ってこようとした結果だと思います」。直球に加え、カットボールが有効で6奪三振。得点圏に走者を置いたのも5回だけで、抜群の安定感だった。

 西谷浩一監督からも「最も安定感のあるピッチャー」と信頼を置かれる右腕。1年秋には今秋ドラフト候補の松浦慶斗、関戸康介よりも早くデビューした逸材だ。「経験は他の2人よりもあると思っている」と対抗心を隠さない背番号10。層の厚い投手陣の先頭に立ち、3年ぶりの夏制覇をたぐり寄せる。(北野 将市)

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2021年7月30日のニュース