エンゼルス・大谷、打球速度47キロの「最遅」二塁打で米通算 300安打

[ 2021年6月28日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3ー13レイズ ( 2021年6月26日    トロピカーナ・フィールド )

四球で一塁で歩き、レイズの一塁・崔志万と話すエンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルス・大谷が「最遅」の長打でメジャー通算300安打をマークした。2点を追う3回無死一、三塁。左腕・マクラナハンの外角スライダーを引っ掛けた。高いバウンドで一塁手の頭上を越える二塁打。2戦連続打点を挙げた。

 打球速度は29マイル(約47キロ)。「スタットキャスト」が導入された15年以降の長打では最も遅かった。5月25日のレンジャーズ戦で117マイル(約188キロ)の最速本塁打を放った大谷にとってはまさに珍打。この二塁打で長打は両リーグトップの43本目になった。

 一方、本塁打は3戦連発の26号を放ったトップのゲレロ(ブルージェイズ)と2本差に開いた。大谷の奮闘もチームは5連敗。ジョー・マドン監督は「勝てる試合を勝てていない」と険しい表情だった。

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