札幌開成中教校・石守 逆転サヨナラ二塁打!入学後初の公式戦勝利に号泣

[ 2021年6月28日 05:30 ]

全国高校野球選手権南北海道大会 札幌地区1回戦   札幌開成中教校4―3札幌琴似工 ( 2021年6月27日 )

<札幌琴似工・札幌開成中教校>9回2死満塁で逆転サヨナラ打を放った札幌開成中教校・石守はガッツポーズ(撮影・石川加奈子)
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 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の南北海道大会が27日、8試合、行われた。また、静岡、愛媛大会の組み合わせが決まった。28日は北北海道大会が開幕する。

 1点を追う9回2死満塁で札幌開成中教校3番の石守悠真主将(3年)が中越えの逆転サヨナラ二塁打。「負け続けて悔しい思いばかりだったけれど、最後にうれし泣きができた」と入学後初の公式戦勝利に号泣した。9回に両太腿をつりながらも6安打3失点(自責1)で完投した土屋龍之会(3年)は「みんなにありがとうと言いたい」と中学から6年間一緒に過ごしてきた仲間と抱き合った。

 【静岡展望】安定感抜群の左腕・小林を擁して秋春夏の県3冠を狙う藤枝明誠と、沢山と榊原のプロ注目左右両腕を擁する今春東海王者・掛川西が中心。巻き返しを期す名門・静岡、春に躍進した浜松工、戦力が整う加藤学園、東海大静岡翔洋なども圏内。

 【愛媛展望】今春のセンバツに初出場した聖カタリナ学園を、右腕・古本を擁する小松と投手、捕手を兼任する古和田が引っ張る新田が追う。帝京五は右腕の田中怜利ハモンドが急成長。西条の尾崎も身体能力が高く、ハイレベルな戦いになりそうだ。

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