楽天・田中将大が2発に沈む 大山に2ラン、佐藤輝にソロ 7回3失点で、6戦連続白星なし

[ 2021年6月12日 16:26 ]

交流戦   楽天ー阪神 ( 2021年6月12日    楽天生命パーク )

<楽・神(2)> 6回2死、佐藤輝に右越えソロを打たれた田中将(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 楽天の田中将大投手(32)が12日、本拠地での阪神戦に先発。7回、今季最多の109球を投げたが、5安打3失点で、3勝目はならなかった。

 5月1日のロッテ戦以来、6試合ぶりの白星を目指した田中将。阪神戦は通算8試合で5勝2敗で、最後の登板となった13年6月16日の試合で完封勝利をおさめていた。初回からストライク先行で制球良く直球、スライダー、カットボール、スプリットなどを決め、3回までわずか29球のパーフェクト投球。注目の阪神のドラフト1位ルーキー、佐藤輝に対しては、2回1死からの初対戦で、高めの直球を駆使して中飛に打ち取るなど、上々の滑り出しだった。

 しかし、0─0の4回2死から、マルテに粘られ四球を与え、この日初めての走者を出すと、続く大山に1ストライクからの2球目、外角145キロ直球を右翼ポール際に運ばれた。初めて打たれた安打が2ランとなって先制を許した。

 4回に島内のソロで1─2となったが、6回2死から佐藤輝に2ストライクからの内角スライダーを右翼席に運ばれた。佐藤輝との初対決は中飛、右安、右本だった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月12日のニュース