日本ハム 横高カルテット打線実らず零敗…4連敗でワースト借金14 交流戦負け越し確定

[ 2021年6月12日 05:30 ]

交流戦   日本ハム0―4DeNA ( 2021年6月11日    札幌D )

<日・D>初回2死一塁、左邪飛に倒れた近藤(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは11日、DeNAに0―4と今季5度目の零敗を喫し、今季3度目の4連敗でワースト更新の借金14となった。浅間大基外野手(24)、万波中正外野手(21)、高浜祐仁内野手(24)、近藤健介外野手(27)の横浜高OBを1~4番に並べる新打順で4安打中3安打が横浜OBだったが、DeNA・浜口を最後まで攻略できなかった。交流戦は5勝10敗となり負け越しが確定した。

 最後の最後に巡ってきたチャンスでも本塁を踏むことができなかった。8回まで散発2安打と三塁すら踏めず。9回は先頭の浅間が右中間を破る二塁打を放ち、2死から近藤が右前打。渡辺が四球で続き、球数が100球を超えて制球が乱れ始めた浜口を攻め立てた。だが、最後は野村が中飛に倒れて球場がため息に包まれた。

 今季59試合目で打順は54通り目。今季は多くの主力選手の状態が上がらず、選手の状態を見極めてさまざまな打順を組んできた栗山監督は、「DeNA相手だから横浜高校(の1~4番)と決めたわけではない」としつつ「何とか点を取れるようにみんなでやっていく」と必死に前を向いた。

 浜口の巧みな投球術に最後までかわされた。今季5度目の零敗だが、うち6月に入ってから既に3試合目と打線の低調ぶりが際立つ。この日は、浜口の直球とチェンジアップを中心とするコンビネーションに苦しんだ。2ストライク後の投球比率は、直球とチェンジアップがいずれも43・8%。9回の3アウトはいずれもチェンジアップだった。指揮官は「細かいところを言い訳するつもりはない」と前置きしつつ「仮にチェンジアップが良かったとしても、何とかしなければいけないと思ってやっていた」と攻略できなかったことを悔しがった。

 首位とは今季最大の11・5ゲーム差をつけられている。16年に11・5ゲーム差をひっくり返して優勝した経験がある栗山監督は試合前「その時の感覚も分かっているし、何が必要かも分かっている」としつつ、まずは勝率5割に戻すことが先決と説明した。「上の形よりも野球は最後、勝率5割に近づくと最後何かが起きる。借金をとにかく減らしていくことだけを考えてしっかりやっていく。だいたい3位のラインは5割近く。最低限そこにいないと何も起こらない」と力を込めて話した。

 16年の快進撃の立役者となった大谷(現エンゼルス)はもういない。借金返済にはチームを急加速させる爆発力を持った選手の台頭が待たれる。(東尾 洋樹)

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