「輝の走塁に燃えました」阪神・糸井“足攻”タイムリー内野安打 近大コンビで楽天・涌井にプレッシャー

[ 2021年6月12日 05:30 ]

交流戦   阪神3ー2楽天 ( 2021年6月11日    楽天生命パーク )

<楽・神>5回2死三塁、適時打を放つ糸井(撮影・白鳥 佳樹)
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 全力で走った。0―2の5回2死三塁。阪神・糸井の打球は二塁への高いバウンドとなった。微妙なタイミング。だからこそスピードは緩めない。その迫力に浅村の捕球体勢も乱された。打球を処理できずに、佐藤輝が生還。反撃の合図となる適時内野安打。近大コンビで涌井にプレッシャーをかけた。

 「(三塁まで進んだ)輝の走塁に燃えました。どんな形でも1点取ることができて良かった」

 形にも打順にもこだわりはない。08年9月27日の西武戦以来となる8番での先発出場。それでもチームのために、勝利のために、という意識を高めて、試合に臨んだ。5月30日の西武戦以来の打点で、交流戦4打点をマーク。しっかりと勝利に貢献してみせた。

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2021年6月12日のニュース