ヤクルト・小川 7回5安打2失点で勝利投手の権利を持って降板 リーグトップタイ6勝なるか 

[ 2021年6月5日 16:27 ]

交流戦   ヤクルトー西武 ( 2021年6月5日    神宮 )

<ヤ・西(2)>ヤクルト先発・小川(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの小川泰弘投手(31)が5日の西武戦で今季10度目の先発登板。7回5安打2失点の好投で勝ち投手の権利を持って降板した。

 初回は先頭・岸に左前打、中村に右前打を浴び1死一、三塁に栗山には中犠飛で先制を許したが、続く山川をチェンジアップで三ゴロに斬った。味方が逆転に成功した2回、3回は3者凡退。4回は1死から栗山に左前打を許したが、山川を144キロ直球で空振り三振に、呉は143キロ直球でニゴロに仕留めた。5回は3者凡退に退けた。

 6回は1死から森に中前打を許したが、中村を141キロ直球で三ゴロに、栗山をカットボールで投ゴロに抑えた。味方が1点を加えた7回には先頭・山川にカットボールを左翼席への7号ソロとされたが、呉をフォークで投ゴロに、愛斗を145キロ直球で空振り三振、代打・メヒアは村上の好守で三直に斬り、リードを守った。

 小川は前回5月29日のオリックス戦(京セラD)では7回9安打3失点で5勝目を挙げた。15日中日戦(バンテリンD)から続いていた連続イニング無失点記録は23で止まったものの、勝敗のつかなかった試合を挟み4連勝、2軍で調整し、再登録後は3戦全勝と安定した投球が続いていた。勝てば巨人・高橋に並ぶリーグトップタイの6勝となる。

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2021年6月5日のニュース