初勝利 阪神・及川の父も歓喜「堂々としたインタビューに成長を感じた」

[ 2021年5月31日 05:30 ]

交流戦   阪神9-8西武 ( 2021年5月30日    メットライフD )

<西・神(3)> ヒーローインタビューを終え、ファンに帽子を振る阪神・及川(撮影・後藤 大輝)
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 初勝利を挙げた阪神・及川の試合を千葉県内の自宅で観戦していた父・大介さん(46)に喜びの声を聞いた。

 ――高卒2年目で初勝利です。

 「率直にうれしいですね。今年になって、だいぶ落ち着いてきたのかなって感じで。今回1軍で投げさせてもらったんで。何の形であれ、それだけでも感謝しているところだったんですけども、それに今回、初勝利が付いてきたんで、とてもうれしく思っています」

 ――プロ初昇格の際のやりとりは。

 「昇格の時は『昇格するよ』って連絡がありました。(1軍が)初めてなんで、“1軍の選手はみんなレベルがもっと高いと思うので、そこ(相手)に自分の打者に向かっていく強気のピッチングをしてきてほしい”というのは伝えました」

 ――デビュー戦も含めバッターに向かう投球を見せていました。

 「緊張もあったようにも見えましたけど、向かっていく強気の投球ができていたのかなと思います」

 ――お立ち台にも立ちました。

 「堂々としていましたね。インタビューもあんなに立派に受け答えができるとは思っていなかったので。インタビューの場では、もっと緊張しちゃうんじゃないかなと思いました。それが緊張なんかなさそうだったので。そこも含め成長したのかもしれないですね」

 ――どういった言葉をかけてあげたいですか。

 「素直に“初勝利おめでとう”ということはもちろんなんですけど、今回は一応、(前の投手が出した走者を還して)失点はしているんで…。これからは、それを抑えられるように頑張っていこうねということを伝えたいと思います」

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2021年5月31日のニュース