エンゼルス・大谷 先発登板からわずか15時間後にフル稼働2安打&盗塁 マドン監督「我々と別の生き物」

[ 2021年5月31日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス4ー0アスレチックス ( 2021年5月29日    オークランド )

<アスレチックス・エンゼルス>5回、左中間2点打を放つ大谷(AP)
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 打って、走って、フル稼働だ。エンゼルスの大谷が29日(日本時間30日)、アスレチックス戦で2安打2打点、1盗塁で勝利に貢献。今季最多93球を投げた28日のナイター終了からわずか15時間後のデーゲームでの活躍にジョー・マドン監督は「いつも驚かされる。バットの振りにしても、盗塁にしても、まるで我々とは別の生き物のようだ」と称えた。

 1―0の5回2死二、三塁。試合前まで10打数で2本塁打を含む5安打5打点と好相性の右腕モンタスの内角球を詰まりながら逆方向に運んだ。勝利を呼ぶ貴重な左中間2点打。直後に今季7個目の二盗も決め、次打者の右前打で生還した=写真、共同。7回は昨季まで同僚のベドロジャンから中前打。この日の全打者で最速の打球速度109・7マイル(約177キロ)の痛烈な打球だった。

 ここまで投打同時出場の翌日は11打数無安打も、この日のように投手専念の翌日はこれで12打数5安打で2本塁打に5打点もマーク。28日は大谷不在の打線が沈黙したが、改めて存在感を発揮した。(笹田幸嗣通信員)

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2021年5月31日のニュース