広島・高橋昂が帰ってきた 15日の先発が有力 左肘手術など乗り越え、3年ぶりの1軍登板は目前だ

[ 2021年4月13日 05:30 ]

1軍に合流してキャッチボールする広島・高橋昂(撮影・河合 洋介)

 広島・高橋昂は12日、1軍に合流しマツダスタジアムで行われた投手練習に参加した。中村祐の降格で不在だった15日の阪神戦(甲子園)の先発に向かう見込み。「ずっと目指していたところなので、すごくうれしく思います」。18年8月26日の中日戦以来、3年ぶりの1軍登板を心待ちにした。

 高卒2年目だった18年に開幕ローテーション入りするなど6試合に先発して経験を積んだ。しかし、19年2月に左肘の側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。昨年9月に実戦復帰したが、今春1軍キャンプで登板したシート打撃中の打球が左腕を直撃して離脱を余儀なくされた。多くの不運を乗り越え、1軍登板を迎えることになる。

 「長かったです。もう一度、1軍のマウンドに立つためにやってきた。そこを目指すということが心の支えになったと思います」

 甲子園が復活のマウンドになる。花咲徳栄では2年夏に救援として8強進出に貢献し、3年夏の1回戦・大曲戦では11奪三振完投勝利で評価を上げた舞台だ。「優勝したわけでもないので、あまりいい思い出はないのですが…。気にせずに、いいイメージをつくりたい」。15日に勝利投手となれば、18年6月28日の巨人戦以来、1022日ぶりの白星で、自身2勝目となる。

 負傷によって開幕1軍は逃したが、2軍調整期間にテークバックの始動を早めるなど投球フォームを修正してきた。「準備する期間をつくれたとプラスにとらえて練習できた」。高校時代に輝いた聖地で再出発を図る。(河合 洋介)

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