彩子夫人明かす楽天・石井監督は「仕事人」 寝てても会議「寝言が“ですます調”なので」

[ 2021年3月27日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天8ー2日本ハム ( 2021年3月26日    楽天生命 )

楽天・石井監督の妻でフリーアナウンサーの木佐彩子
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 正式な肩書は「取締役GM兼監督」。現役時代は「のほほん」とした印象が強いだけに、2つの重職をそつなくこなす仕事ぶりに「思っていた人と違う」と言われることも多いという。しかし、妻でアナウンサーの木佐彩子さん(49)に言わせると「う~ん、特に変わってないですよ」。コロナ禍でオフは自宅にいる機会も増え「改めて仕事人なんだと思った。あれほど好きだったゴルフもやめたし」と笑う。

 夢の中でも野球のことを考えているようだ。「たぶん、会議しているんですよ。寝言が“ですます調”なので」。GMとしてチーム編成の全権を担い、獲得交渉も自ら行う。楽天グループ本社のオンライン会議にも出席する。「ちゃんと襟付きのシャツに着替えて。下はジャージーですけど…。忙しいと思いますが、元々何か考えたり、自分で演出したり、細かいことをするのが好きなので。年俸とか、なんか紙に書いてやっていますよ」

 GM就任は18年9月。自らつくってきたチームで、監督として指揮を執る。「自分よりも人を喜ばせるのが好きな人。選手に頼られたり、ファンの人に期待されると、それをパワーに変える人なので」。だから、妻としても何も変わらず、今まで通りの距離感でサポートしている。

 彩子夫人も開幕に合わせて仙台入りし、初勝利を見届けた。試合前には仙台の老舗うなぎ店のうな重300個を球団職員らに差し入れ、一つずつ手書きの簡単なメッセージも添えた。秋にはSmileを――。(甘利 陽一)

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2021年3月27日のニュース