中京大中京 15得点豪打で11年ぶり8強 選抜単独最多57勝目 6番・加藤が4安打4打点 

[ 2021年3月27日 16:40 ]

第93回選抜高校野球大会第8日第3試合 2回戦   中京大中京15-5常総学院 ( 2021年3月27日    甲子園 )

<常総学院・中京大中京> 4回2死満塁、中京大中京・加藤は走者一掃の右越え適時打を放つ (撮影・平嶋 理子)                                           
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 第93回選抜高校野球大会第8日は27日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦が行われた。第3試合では中京大中京(愛知)が15―5で常総学院(茨城)を下し、11年ぶりの8強入り。選抜通算勝利数は東邦を抜き歴代単独1位の57勝とした。

 中京大中京は2回に7番・櫛田理貴の左翼線適時二塁打で先制。3回には5番・辻一汰の中犠飛、6番・加藤優翔の左翼線適時二塁打で加点した。4回には4番・原尚輝の左翼線2点適時二塁打、加藤の右中間3点適時二塁打で一気に5点を奪った。6回にも3番・桑垣秀野の三ゴロでリードを広げた。8回には暴投で1点、さらに盗塁と敵失で1点を加えた。9回にも暴投、満田悠生の中前適時打、杉浦泰文の右前適時打、桑垣秀野の左犠飛で4点を奪った。

 投げては先発したドラフト候補のエース右腕・畔柳亨丞(くろやなぎきょうすけ)が149キロ直球に変化球を交えて7回を7安打7三振1失点と好投を見せた。

 常総学院は8点を追う5回に四球の押し出しで1点を返した。8点を追う8回にも死球押し出し、1番・宮原一綺の右犠飛、2番・伊藤琢磨の左前適時打、3番・三輪拓未の右前適時打で4点を返したが及ばず。6年ぶりの8強入りはならなかった。

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