日本ハム育成2年目・長谷川 因縁の西武打線に雪辱0封 フォークとカット決め球に成長示す34球

[ 2021年3月5日 05:30 ]

オープン戦   日本ハム1-6西武 ( 2021年3月4日    札幌ドーム )

<日・西>4回から登板した長谷川(撮影・高橋茂夫)
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 今でも脳裏に刻まれる「3・22」。「凄く意識した」という因縁の西武打線を相手に、日本ハムの育成右腕・長谷川が成長の足跡を示す34球だ。

 「ゼロで抑えられたのは凄く良かった。何としても2イニングを投げ切ると意識した中で、通用したとは思わないけど、自分が意図した球は投げられた」

 先発した昨年3月22日の西武との練習試合。新人は5試合連続無失点と支配下登録へ猛アピールしていたが、1回2/3で7安打6失点KOされた。1年の時を経て対戦した強力打線。直球は精彩を欠いたが、もう一つの武器フォークとカットボールでカウントをつくり、さらに決め球にもした。

 5回は森をフォークで一ゴロ。山川にはフォークを痛打されて左中間二塁打とされたが「意図して投げた。仕方ないと納得した」と切り替えた。続く栗山を直球で遊ゴロに抑えて2回1安打、得点を与えなかった。

 直球、フォークの切れには定評があったが「去年はゾーンに得意な球を投げ込んでいくだけだった」と振り返る。1シーズンを戦い、投球術に磨きをかけた。山川に打たれる前の内角直球、森を一ゴロに仕留めたフォークを例に挙げ「こう打ち取りたいと意図があって投げられた。考える余裕ができたのが成長」と言う。実戦6試合中4試合で無失点の内容に、栗山監督も「本当に楽しみになってきた。幅が広がり始めている」と期待する。

 指揮官は先発としての起用も模索する。「抑えという目標はあるけど、今、置かれている状況を考えたら使い勝手のいい選手にならないといけない。目指すところは便利屋」と長谷川。支配下登録へ、貪欲に結果を積み重ねていく。(東尾 洋樹)

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