パドレス・ダルビッシュ シミュレートゲームで2回2K 仕上がり具合は「まあまあです」

[ 2021年3月3日 05:35 ]

ダルビッシュ(パドレス提供)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が、2日(日本時間3日)シミュレートゲームで2イニングを投げ、1安打、2奪三振。まっすぐは96マイルを計測した。その後会見に応じた。

 一問一答は以下の通り。

 ――感触は。
 最初のイニングはストライクゾーンの中で制球が乱れた。2イニング目はすごく良かったと思います。

 ――今日のテーマは。
 スプリットを投げてみたいということで多めにしました。まっすぐは最後は良かった。

 ――初回1安打を許したがあとは全部抑えて2三振。他の変化球は?
 カッターもスライダーも良かったですし、カーブもストライクゾーンに投げられた。僕から見て打者の反応は良い。

 ――パドレスのロスチャイルド投手コーチの印象。
 ポジティブな言葉をすごく言ってくれる。自分がやっていることにリスペクトを持ってくれているので、自分としてはやりやすい。会話もしてくれる。

 ――次はオープン戦。仕上がり具合は。
 まあまあです。球速も出てきていますし、変化球の切れはこの時期にしては良い。あとはクイックであったり、試合に入った時の緊張感の中でどうなるかです。

 ――スプリットの手ごたえ。
 落ちはすごく良かった。これまでは落ち方が安定していなかったが、全体的に落ちている。今日は投げ始めは低すぎてバッターが振ってくれなかったが、動きとしてはカラティニ捕手も満足するようなのが行っていた。

 ――若手からよく質問を受けている。監督がリーダーシップの部分でも期待すると。
 自分はリーダーシップがある人ではない。リーダーになることは全く考えていない。自分にできるのは変化球に関して人のヘルプをすることだけ。それについては何人か来てくれて、実際にライブBPで空振りを取ったよとか、昨日の試合でカーブが良かったと言ってくれて、僕の中で一番嬉しい。

 ――球速は。
 マックスは96でした。

 ――スプリットが多かったが、ショートバウンドしたのもそうなのか。
 全部ワンバウンドさせている。1球だけ右打者がショートゴロを打ったのはストライクゾーンだけど、それ以外はワンバウンドに近い球を投げていました。

 ――落差は倍になっているのか?
 トラックマンで見ると、自分のカッターと同じくらいの落ち幅があった。去年までは僕のまっすぐとカッターの間ぐらいだったのが、この前、カッターくらいの落ち幅になっていた。相当変わっていると思います。

 ――今日のまっすぐのコントロールは。
 最初ちょっと左に引っ掛けたりしていた。それ以外は対右打者は全く問題なかった。全体的に良かった。

 ――終わってからカラティニ捕手と話して笑顔だった。
 1イニング目が終わって、今日はスピード出てないんじゃないかみたいな話しをしていた。僕も朝早いのは得意じゃないから92くらいじゃないかと。終わってから聞いたら最後は96で、それ以外も94、95があったと聞いて、僕が出てるだろうと言って盛り上がっていました。

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2021年3月3日のニュース