右脇腹筋挫傷の阪神・高橋が一足早く帰阪 回復メド立たず「(今後は)正直分からない」

[ 2021年2月26日 05:30 ]

帰阪した阪神・高橋遥
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 右脇腹の筋挫傷で別メニュー調整を続けていた阪神・高橋遥人投手(25)が25日、一足早く帰阪した。今後は鳴尾浜を拠点にリハビリする予定。宜野座を離れる前、報道陣に対応した左腕は悔しさをにじませた。

 「毎回ケガばっかりして、自分にもすごい腹立つんですけど。(今後は)正直分からない。分からないですけど、早く良く(なって)できるように努力はしたいです」

 16日の楽天戦登板後に患部の違和感を訴え、沖縄県内の病院で診断を受けた。今春は序盤から状態が上がらず、そこに加えての故障離脱で、落胆は容易に想像が付く。矢野監督からの「しっかり治してこい」の言葉に「申し訳ないです。いつもこういう形で(期待を)裏切って」と自身のふがいなさ、怒りもにじませた。

 現在は肩のトレーニングなど限られたメニューを消化する日々。開幕は絶望的な状況でもシーズン中の早期復帰へ最善を尽くす。「治ってからどれだけ状態を上げられるか。より良いっていうか前の自分に戻れるように。まずはそこから」。最後は前を向いてキャンプ地をあとにした。 (遠藤 礼)

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2021年2月26日のニュース