エンゼルス・大谷、初の実戦形式で手応え「ある程度ゾーン内に収まっていた」

[ 2021年2月26日 02:30 ]

登板を終え、捕手と話をする大谷(左)(エンゼルス提供)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が24日(日本時間25日)、今キャンプで初めて実戦形式で打者に投げる「ライブBP」に登板した。打者延べ4人に20球を投げ、力を入れたという最後の一球は97マイル(約156キロ)を計測。この時期としては異例の球速で、投球フォームの特徴である左足の「キックバック」も復活した。新たな握りのチェンジアップも試投。投打二刀流の完全復活へ、また一歩前進した。

 【大谷に聞く】
 ――最も大事にしたテーマは。
 「しっかりと強い強度で投げることと、ゾーン内でしっかり勝負するということですかね」

 ――直球の制球は。
 「ある程度ゾーン内に収まっていた。細かいコースだったりは、これからもうちょっとやる必要があるかなとは思う」

 ――今の段階は球速よりも制球が大事か。
 「どちらもやっぱり大事ですね。それは並行しながらかなと思います」

 ――変化球は。
 「スライダーは良かったけど、スプリットはちょっと落ちが悪いかなと感じた。もうちょっと工夫は必要かなと思う」

 ――チェンジアップはあまり投げてない。
 「日本で最初はチェンジアップがメインだった。そこから徐々にスプリットにシフトした。両方投げていこうかなと」

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