ロッテ・田村は現状維持で更改「ホークスの強さ感じた。向こうには甲斐さんがいる」

[ 2020年12月20日 11:07 ]

ロッテ・田村
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 ロッテの8年目・田村龍弘捕手(26)が20日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の年俸7000万円でサインした。

 今季はソフトバンクと優勝争いを演じながら、終盤に突き放された。「言い訳はしない。ホークスの強さは終盤に改めて感じた。倒すには自分のレベルアップ、チームのレベルアップが必要」。来季は優勝に向けて再挑戦の年。「僕の実力を上げないと、向こうは甲斐さんがいる。試合に出ている人がしっかりしないとチームの能力は上がらない」と引き締めた。

 今季は9月9日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で右手に死球を受けて右手第2指末節骨を剥離骨折するなどアクシデントにも見舞われ、正捕手ながら92試合の出場にとどまった。

 球団からは「ケガとか苦しい中、最後までよくでてくれた」とねぎらわれたという。田村は「死球とかは仕方ないけど、それ以前にケガがあった。若いけど(来年は)9年目。普通のケアじゃ駄目。痛くてもやれる、というのが大事」と、高い意識を持って打倒・ソフトバンクを掲げて来季に臨む。

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