阪神・秋山「6歩半を超える」進化のカギは歩幅…今季11勝も慢心なし 高岸からは「金剛力士像」と―称賛

[ 2020年12月20日 09:41 ]

<阪神・秋山自主トレ>笑顔で話す(左から)秋山、ティモンディ・前田裕太、高岸宏行(撮影・沢田 明徳)
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 阪神の秋山は19日、2年連続の2桁勝利を目指す来季へ充実のオフを過ごしていることを強調した。「例年の12月より状態はめちゃくちゃ良い」。先週から東京に拠点を置き、トレーナーを務める西条高の同級生のサポートのもと、自主トレに励んでいる。

 股関節の可動域を広げ、投球の際の歩幅を今季の6歩から「6歩半を超える」ことを目標に設定。「どうしても今年はなかなかしっくり来なくて6歩にして投げていた。来年は6歩半を超えるというところを重点に置いてやっている」と明かした。

 この日は高校時代のライバルだったティモンディの2人のサポートを受け、約2時間、汗を流した右腕。仕上がった体を目にした高岸からは「金剛力士像だ」と驚がくされる場面も。「今年、結果を残せましたけど、来年の保証なんてないと思ってる」と、先発の柱を期待される男は、危機感すらにじませた。(遠藤 礼)

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