西武・山川 ドラ1・渡部に「どすこい」託す!「キャラがあいつの方がね…」

[ 2020年12月20日 05:30 ]

本塁打の後に「どすこい」ポーズを披露する山川(左)は新人の渡部にポーズを譲る意向を明かした
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 「どすこい」譲ります。西武・山川がおなじみの本塁打後のパフォーマンス「どすこい」を、「よくばり君」ことドラフト1位の渡部(桐蔭横浜大)に譲る意向を明かした。

 「もうどすこいはやらない。よくばり君に託します。キャラがあいつの方がね。もう負けでしょ。だから渡部君がやっていけば。僕は野球に集中する」

 伏線はあった。9月12日のソフトバンク戦で日本人最速通算150本塁打をマーク。だが、その後10月1日オリックス戦までの3本塁打ではパフォーマンスは封印した。「今年の成績ではそれどころではない」。今季は右足首の故障もあり102試合で打率・205、24本塁打、73打点に終わった。不本意なシーズン後「どすこい」封印を決断。だが、ファンも楽しみにしているパフォーマンスだけに、期待の大砲・渡部への譲渡を決めた。

 パフォーマンスは譲るが「打撃も教えないですよ。負けたくない」と主砲の立場は譲る気はない。2年ぶりのV奪回へ、目指すは打棒復活だ。(大木 穂高) 

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