楽天・青山 引退セレモニーで絶叫「楽しかった!」 今後は球団アカデミーコーチ就任へ

[ 2020年12月5日 14:21 ]

引退セレモニーであいさつする青山(中央)と久保(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天のファン感謝祭が5日、仙台市の楽天生命パークで開催され、今季限りで現役を引退した青山浩二投手(37)と久保裕也投手(40)の引退セレモニーが行われた。

 楽天一筋15年のタフネス右腕。八戸大から05年大学生・社会人ドラフト3巡目で楽天入り。先発、中継ぎ、抑えマルチな役割を担いながらチームを支えてきた。昨季途中に球団の生え抜きで初となる通算600試合登板も達成。通算では625試合、42勝58敗45セーブ、防御率3・67という成績を残した。

 セレモニーの冒頭では楽天時代の後輩でもあるヤンキース・田中将大投手からビデオメッセージが流れ、ラストピッチでは銀次から空振りを奪って現役生活を締めくくった。スピーチの最後は「野球選手めちゃくちゃ楽しかった!」と声を張り上げ、涙をぬぐった。

 今後は球団に残り、アカデミーコーチとして第2の野球人生をスタートさせる。「楽天に残って、アカデミーで子どもたちを教えます。夢を持った子どもたちのために、精一杯、全力で取り組んでいきたい」と話した。

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