巨人・菅野、痛恨の6回4失点降板 栗原に先制2ラン含む3の3、4打点と打ち込まれる

[ 2020年11月21日 20:32 ]

SMBC日本シリーズ2020第1戦   巨人1―5ソフトバンク ( 2020年11月21日    京セラD )

<巨・ソ1>力投する巨人先発・菅野(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 巨人のエース、菅野智之投手(31)が「SMBC日本シリーズ2020」第1戦(京セラD)に先発登板。2回に先制2ランを許した栗原に6回には2点適時二塁打されるなど6回6安打4失点で降板し、敗戦投手となった。菅野の日本シリーズ通算成績はこれで1勝3敗。

 今季のセ・リーグでは、開幕投手として史上初となる開幕13連勝を飾り、14勝2敗の好成績で最多勝、最高勝率の2冠に輝いた菅野。リーグ最終登板となった14日のDeNA戦(横浜)では5回を1安打零封したが、それ以来中6日となったこの日のマウンドでは栗原にしてやられた。

 初回は柳田をスライダーで空振り三振に仕留めるなど3者凡退スタート。だが2回、昨年の日本シリーズでMVPを獲得した先頭・グラシアルに内角への150キロ直球を右前へ運ばれると、続く栗原に2ボールからの3球目スライダーを右翼スタンドに叩き込まれた。打たれた瞬間、しまったというふうに顔をしかめた菅野。序盤でのまさかの失点となった。

 その後は粘り強く投げていた菅野だったが、6回に痛恨の場面が待っていた。2死を取ってから柳田への8球目が死球となり、グラシアルには長打警戒で下がっていた松原の前にポトリと落ちる右前打を許して一、三塁のピンチ。ここで打席に入った栗原に2ボール1ストライクからの外角フォークを左中間に運ばれる二塁打とされ、この回を投げ切って降板となった。

 菅野の投球内容は6回で打者24人に対して87球を投げ、6安打4失点。4三振を奪い、1死球だった。なお、栗原には3打数3安打4打点と打ち込まれた。

 ▼巨人・菅野 次のチャンスがあると思うので、それに向けてしっかりと調整します。

続きを表示

2020年11月21日のニュース