関西国際大、4年生奮闘で3季ぶり優勝!ドラフト候補・深尾は先制弾&強肩で貢献

[ 2020年10月20日 17:46 ]

2020年度阪神大学野球秋季リーグ戦 最終節最終日   関西国際大 7―3 大体大 ( 2020年10月20日    南港中央 )

<関西国際大・大体大>最後の打者を三振に取り、マウンドで抱き合う関西国際大のエース左腕・武次と今秋ドラフト候補の深尾
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 関西国際大のエース左腕・武次春哉(あつや)投手(4年=西脇工)が最後の打者を空振り三振に仕留めると、マウンド上には歓喜の輪が広がった。関西国際大が勝てば天国、負ければ地獄の最終戦を制し2018年秋以来、3季ぶり9度目の優勝。2本塁打を浴びて6失点を喫した18日の1回戦から中1日の登板ながら、2イニングで5三振を奪うなど圧巻の投球で胴上げ投手となった左腕は「最後にマウンドに上がらせてもらったので、みんなの気持ちを受け取って攻める投球をするだけだった」と笑顔で振り返った。

 4年生の優勝にかける思いが勝利へと導いた。3回までに3点を先制しながらも、先発した不後祐将(1年=中京学院大中京)、2番手の二村勘太(3年=関西)がそれぞれ連打を浴びて同点。後輩のためにもこのままでは終われなかった。追いつかれた直後の攻撃で死球と犠打で1死二塁とすると「2番・二塁」で出場した松本康希主将(4年=聖光学院)が決勝の右前打。「今秋はみんなに助けてもらってばかりだったので、何としても(走者を)還したかった」。値千金の一打で勢い乗った打線はその後も死球と長短打2本で3点を追加し、試合の主導権を一気に引き寄せた。

 今秋ドラフト候補の深尾哲平捕手(4年=福知山成美)も攻守で勝利に貢献した。「4番・捕手」で出場し、2回に右翼への先制ソロを放つと、3回2死一塁では中前打で好機を拡大させ、3点目につなげた。守備では3投手をリードし6回の3失点のみに抑えると、4回には1死一塁から二塁到達の最速タイム1・8秒の強肩を披露し二盗を阻止。「(本塁打は)入るとは思わなかった。このリーグ戦では自分のできることは全部出して、2年ぶりの優勝を果たせたので素直にうれしいです」と胸を張った。

 覇権奪回を果たした鈴木英之監督(53)は「開幕直前まで最下位も覚悟していた中で、優勝できて何とも言えないですね」と感無量の様子。11月6日に開幕する関西地区大学野球選手権(大阪・南港中央)へ向けては「どこと当たるのかな。楽しみですね」と腕をぶした。

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