片岡篤史氏 阪神・原口らしい勝負強さ 7回の一打は代打で磨いた集中力と読みが光った

[ 2020年9月28日 06:00 ]

セ・リーグ   阪神9-3ヤクルト ( 2020年9月27日    神宮 )

<ヤ・神(18)>7回1死満塁、2点適時打を放ち、ベンチに向かってガッツポーズの原口(撮影・北條 貴史)
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 【片岡篤史 視点】阪神・原口の存在感が特に光ったと思う。打撃では3―2の7回、1死満塁。次の1点が試合を決める局面だ。2球連続で長谷川の落ちる球に空振りしたものの、そこから粘り、最後は三塁線を破る適時打。追い込まれながらも代打で磨いた集中力、読みが光った打撃だった。

 ボール球を振っても、打者は試合の中で修正できればいいが、代打はその打席の中で修正しなければいけない難しい役割。原口は代打経験も豊富で、7回はそんな勝負強さを発揮した打席だった。一方、2回の本塁打も見事。チームが逆転されて、すぐに迎えた打席の初球だ。チーム全体が勇気づけられた1本で、本来の力強いスイングだった。

 捕手としても秋山を立ち直らせた部分は評価できる。梅野が戦線離脱している中で、キーになる選手の活躍は今の阪神には明るいニュースだろう。さらに2回にフェンス間際で好捕した近本や、4回のサンズのダイビングキャッチも見事で、試合を引き締めた。連戦の最後を白星で終わって甲子園に帰れるのも大きい。このまま、10月2日からの巨人4連戦を良い状態で迎えたい。

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