コロナ禍の阪神2軍 17人で敗戦も平田2軍監督「若い子はチャンス」 ドラ2・井上は初の満塁弾

[ 2020年9月27日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神10-11中日 ( 2020年9月26日    ナゴヤ )

<中日2軍・阪神2軍>6回1死満塁、井上は中越え満塁ホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 阪神は26日に尾仲を出場選手登録し、「特例2020」の適用は25日の9人と合わせ、計10人になった。1軍へ選手を大量供出した2軍は26日のウエスタン・リーグ中日戦に17人の少数で臨み、10―11で敗れて連勝は6で止まった。

 鳴尾浜に残留していた伊藤隼と俊介を遠征先の名古屋へ急きょ招集した計11人の野手陣は全員を使い切り、投手陣も残ったのは2人だけ。総力戦を強いられた平田2軍監督は思わぬ「難局」を若手の「好機」と捉えた。

 「ファームの方は何とでもやりくりできる。逆に若い子、高校生(高卒)の藤田とか、遠藤とか、井上、(育成の)小野寺、若い子はどんどん出られるチャンスが出てきた。大変というのはない」

 確かに若虎たちは躍動した。10点劣勢の6回1死ではドラフト2位・井上が昨季開幕投手を務めた笠原の直球を捉え、バックスクリーンへ「高校2年以来」というプロ初の満塁弾。DHでは3度目の出場だった同5位・藤田は8回2死満塁で右翼へ2点適時二塁打を放ち、「こういう状況だからこそ目立ちたい」と目をぎらつかせた。外野手登録で二塁を守った板山もソロを含む4安打2打点。「(1軍に)呼ばれなくて悔しい思いがあった」と気持ちをぶつけた。

 乱打戦の末に敗れた平田2軍監督は「若い子のチャンスを楽しみにしててよ。何とか上にいきたい選手ばかりだから」と締めくくった。極限の戦いからたくましく羽ばたく“チルドレン”は現れるか。(遠藤 礼)

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