阪神 わずか3安打で2カード連続の負け越し 矢野監督「結果で示すしかない」

[ 2020年9月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―4中日 ( 2020年9月20日    ナゴヤD )

ベンチで厳しい表情の矢野監督(中央)(撮影・北條 貴史)
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 阪神は20日の中日戦に2―4で敗れ、2カード連続の負け越しとなった。打線が3安打と沈黙。矢野燿大監督(51)が勝ちパターンのジョー・ガンケル投手(28)を3回から投入する必死の継投策も実らなかった。

 ベンチが示したファイティングポーズは実を結ばなかった。先発の中田は2回3失点で早々と降板。「春先の試合とは意味合いが違う」。V奪回へ最後まで望みをつなげたい矢野監督は継投策に切り替えることを決断。3回からはガンケルを投入して勝機を図った。

 「拳弥(長坂)が打ってくれて、“いける”というね。でも結果的に点を取れなかったというところが敗因」

 3失点した直後の3回に伏兵の長坂が2ランを放って代打策がズバリ的中。1点差となり、ガンケルも2回無失点で粘った。しかし、あと1点が遠い。6回には無死から近本が安打で出塁したが、続く陽川のミスが攻撃のリズムを変えた。

 「バントをしっかりやらないといけないし、流れ的にやることをやったかといわれれば…」

 指揮官はかみ合わない打線を嘆いた。初球からバントも、捕邪飛。前日19日の初回も、結果的には死球だったものの、2球連続ファウル。同じ光景が広がった。この日も3番からの中軸にも1本は出なかった。

 「ミスしたら誰かがカバーして打ってやれば、陽川のそういうのも消えてくる。中田のああいうのも、打線が援護してあげれば変わるわけだから。そういうところのチームワークというか、そういうのが求められる」

 7回も連続四球をもらって無死一、二塁。しかし代打・中谷は3球三振。代打・原口の二ゴロで2死二、三塁となり、最後は近本も見逃せばボール球となる初球を打ち上げて一邪飛だ。前日の5安打1得点に続く、連日の拙攻となる3安打。打者3人で攻撃があっさりと終了したイニングは5度を数えた。投打に精彩を欠いて2連敗。首位の巨人とは再び10・5ゲーム差に広がった。「結果で示すしかない」。苦境に立たれる指揮官の号令が選手に届くことを願うばかりだ。(山本 浩之)

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