掛川西12年ぶりセンバツ絶望…プロ注目左腕・沢山「攻めきれなかった」5失点に悔し涙

[ 2020年9月20日 20:01 ]

<藤枝明誠・掛川西>初戦で敗れ、無念の表情を浮かべる掛川西のエース沢山
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 来春センバツの重要な参考資料となる第73回秋季高校野球静岡県大会は20日、県内4球場で2回戦8試合を行い8強が出そろった。優勝候補でプロ注目最速142キロ左腕・沢山優介(2年)擁する西部1位の掛川西は、昨秋県Vの藤枝明誠に4―5で惜敗。聖地への道が絶望となった。

 ミラクルを信じた味方の攻撃が3人で終わると、力なく整列に走った。肩を落とし、丸刈り少年の大きな瞳からは悔し涙が流れた。

 「攻めきれなかったです。厳しく行こうと思って投げたのが、甘く入ってしまって」

 流れに乗る前の初回1死一、二塁で、相手の4番・川瀬に投じた内角高め直球をもののみごとに捉えられた。左翼ポール直撃弾。4回を3人で抑え立ち直ったかに見えたが、再び5回に安打と野選で2点を許し、4回1/3、8安打5失点で秋の公式戦登板を終えた。

 チームを12年ぶりの“春”へと導くことはできなかった。それでも、西部地区大会からの全6試合に先発。1メートル84の長身を生かした自慢の直球を含め、非凡な才能開花を見込んで起用し続けてくれた大石卓哉監督(40)に感謝した。だからこそ「いつまでもグズグズしていられない。課題をつぶして前進していきます」と視線を上げた。指揮官も同じ思い。「初戦の立ち上がりですね。まだまだです。悔しいですが夏です」と大型左腕とともに、はい上がることを約束した。(小澤 秀人)

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