西武・内海、743日ぶり復活勝に感無量「ようやく勝てた…ようやくライオンズの一員になれた」

[ 2020年9月2日 22:09 ]

パ・リーグ   西武4―2ロッテ ( 2020年9月2日    ZOZO )

移籍初勝利の内海はウイニングボールを手に笑顔(撮影・沢田 明徳)
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 西武先発の内海が5回無失点の好投で今季初勝利をマーク。巨人時代の18年8月21日のDeNA戦以来、743日ぶりの復活勝利となった。

 内海は「素直に嬉しいですけど、5回しか投げられなかったのでバッター陣とリリーフ陣に感謝したいです」と開口一番に仲間に感謝し、「最後のアウトまで気が抜けないと思って、勝つことを信じて必死に応援していました」と語った。試合後は辻監督から「宮川に感謝しろよ」と言われたと笑いながら話した。

 自身の投球についても「先頭バッターへのフォアボールが2回あって、あまりリズムが良くないと思いながら投げていました。でも回を重ねるごとに調子が良くなってきて、5回までしか投げられなかったですけど良かったと思います。」と振り返り、女房役の柘植とベンチで配球などについてしっかりコミュニケーションを取っていたことも明かした。

 2018年に西武へ人的補償で移籍したが、昨季は1軍登板をすることができなかった。「人的補償でライオンズに入って期待されていたと思うんですけど、何も活躍できず、1軍登板もできずに辛い思いをしてきたのでようやく勝てたって思いですね」と復活勝利について話した。

 最後に「ようやくライオンズの一員になれたと思います。与えられた試合でベストを尽くし、ようやくチームに貢献できました。これを何回も続けられるようにこれからも頑張りたいです。応援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。

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