都市対抗西関東予選 三菱日立パワーシステムズから改称の三菱パワーが快勝 今年初の公式戦 

[ 2020年9月2日 13:51 ]

都市対抗西関東予選 ブロック決定トーナメント   三菱パワー10―0甲斐府中クラブ ( 2020年9月2日    横浜 )

 1日に「三菱日立パワーシステムズ」から社名変更した三菱パワーが全川崎クラブを8回コールドで下し、代表決定リーグ戦進出を決めた。

 コロナ禍で今年初の公式戦となり、後藤隆之監督は「いろいろな思いがあってきょうを迎えた。ここまで公式戦がなく、雰囲気もわからない状態だったのでみんな硬かった」と汗をぬぐった。

 新人右腕・大沢志意也投手が先発を託されたが、指揮官は「いつもより真っ直ぐが走っておらず、早めに交代した」と、3回からは2番手に本多裕哉投手が登板。5回無失点で流れを渡さなかった。
 打っては代打で途中出場した富士大出身の新人・丹野涼介内野手が7回に右中間適時三塁打を放つなど4打点をマーク。大会直前ぎっくり腰に見舞われ、練習再開は8月中旬からで「出遅れて悔しい気持ちがあった。なんとか大会に間に合って入りとしては良かった」と安どした。今年はここまでの公式戦がすべて中止となり、初の公式戦が都市対抗予選となったが「どうなっても初めてのことばかりなので一喜一憂せずやるのみ」と自主トレを積んだ。

 パンチ力ある打撃が変われており、指揮官は「ぜひ使いたいと思っていた。戻ってきてくれて良かった」。

 14日からの代表決定リーグ戦に向け、後藤監督は「うちはいつも通り戦うだけ」と見据えた。

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2020年9月2日のニュース