阪神・藤川が今季限りで現役引退の意向「体が悲鳴」、05年にはJFKでリーグ優勝に貢献

[ 2020年8月31日 16:32 ]

JFKそろい踏み!2005年8月17日の横浜戦で、お立ち台でガッツポーズをする阪神の(左から)久保田、藤川、ジェフ・ウィリアムス
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 阪神は31日、藤川球児投手(40)から今季限りでの現役引退の申し入れがあり、了承したことを発表した。

 タテジマのユニホームを脱ぐ決意を固めた。今季はここまで11試合の登板で防御率7・20。8月13日に右上肢のコンディション不良で出場選手登録を抹消されて以降は、鳴尾浜の2軍施設で調整を続けていたが、ペナントレースの折り返しを迎えたタイミングで進退を決めた。阪神が午後からオンラインで会見を行い、谷本球団本部長は「1年間通じてコンディションを保つのが年々難しくなった、体が悲鳴を上げています。チームにも非常に迷惑をかけている」と、藤川からの電話で会話したと明かした。

 藤川は1998年ドラフト1位で阪神に入団。2005年にはジェフ・ウィリアムス、久保田智之とともにJFKと呼ばれ、勝利の一角としてリーグ優勝に貢献した。13年からMLBで3年間プレーした後、16年には再び阪神に復帰し、守護神として活躍してきた。日米通算250セーブまで5に迫る中で、背番号22が大きな決断を下した。藤川は明日9月1日に会見を行う予定だ。

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