巨人 守れるから首位守れる リーグ&球団新記録狙える鉄壁の守備率・993

[ 2020年8月18日 05:37 ]

巨人・原監督
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 【Weekly Data展望】今季の巨人は守備の意識が高い。ここまでチーム失策数はリーグ最少の12。守備率もリーグ1位の・993で、2位の中日(・9880)を引き離している。セ・リーグのシーズン最高守備率は19年中日の・992。巨人で・990以上は90年・9903、07年・9902と2度しかなく、リーグ記録と球団記録の更新を視野に入れている。

 守備位置別の失策数を出すと、巨人はバッテリーを除く内野の合計がわずか6。リーグワーストの広島が25だから4分の1にも満たない。その6失策は全て先発野手が記録したもの。守備固めの内野手による失策は一つもない。今季巨人で内野守備に就いたのはリーグ最多の延べ23人。誰が途中出場してもミスをしない守備陣は、選手層の厚さの証明だろう。

 さらに暴投7、捕逸0とバッテリーエラーもリーグで最も少ない。17日現在、チーム防御率は3・37でリーグ1位。一方、チーム打率は・250で4位とBクラス。投手力を含めた堅実な守りが首位快走の大きな要因といえそうだ。(記録課・宮入 徹)

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2020年8月18日のニュース