阪神・近本 今季2度目の4安打 7月の不振がうそのよう、打率も急上昇

[ 2020年8月8日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-11広島 ( 2020年8月7日    マツダスタジアム )

<広・神(6)> 7回無死、近本は遊内野安打を放つ(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 阪神・近本の上昇が止まらない。チャンスでは走者を還し、無走者では出塁して好機をつくった。まずは3回1死二塁で森下の146キロ直球を少し詰まりながらも中前に運んだ。

 「いい流れで回ってきたので、とにかく次につなごうと思って打ちました」

 5回1死一、二塁では外角カットボールを左翼線へ二塁打。2打席連続の適時打とし、劣勢の局面から必死に反撃した。

 これだけでは終わらない。4―11の7回は先頭で遊撃内野安打。2死二塁からのサンズの左前打で一気に本塁まで駆け抜けた。9回先頭でも粘って9球目のチェンジアップを中前へ。7月26日の中日戦以来、今季2度目の4安打だ。広島との対戦打率は・571となり明確に相性もいい。

 夏男ぶりを発揮している。7月25日まで打率1割台と苦しみ、2年目のジンクスに直面した。しかし、8月に突入すると不振がうそのように復調に転じた。6戦全試合安打。25打数12安打で、打率も・271まで上げた。

 この日の4安打はすべて中堅から左。打撃練習から意識している理想の形がようやく結果になって表れた。井上打撃コーチからも「近本は上がってきている。いろんなことを考えて練習するタイプだし、“これだ”という気づきもあったと思う」と復調の手応えを示された。

 武器である足ではリーグトップの13盗塁で、出塁が増えればさらに大きな脅威となる。大山、ボーアら中軸がここにきて下降気味だが、元気な1番打者がチームのアクセルを噴かし続ける。 (長谷川 凡記)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年8月8日のニュース