日本ハム・大田 自身初6打点!「魔除け」効果で2発「ウポポイユニが打たせてくれた」

[ 2020年8月5日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム11―4西武 ( 2020年8月4日    札幌D )

<日・西>3回2死一塁、勝ち越しの2点本塁打を放つ日本ハム・大田(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・大田泰示外野手(30)が4日、西武戦で決勝2ランを含む2本塁打を放ち、プロ12年目で自己最多となる1試合6打点をマークした。白老町にアイヌ文化復興・創造の拠点「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が誕生したことを記念し、「魔よけ」の意味を持つとされるアイヌ文様が入った限定ユニホームをこの日から着用。2連勝で7月9日以来の4位に浮上した。

 カード初戦は好調の打者を乗せない攻めをするのが鉄則。大田はここまで打率・224も、得点圏では・378と得点源になっていた。つぶしにきた西武バッテリーの内角攻めをはね返し、6打点を挙げた。

 初回、右腕・高橋光と対峙(たいじ)した1打席目は6球中4球が内角。際どいコースを見極めて四球を選んだ。1―1の3回。1ボールから2球目はまたもや内角。膝元の147キロ直球を弾丸ライナーで左中間席まで運んだ。厳しい球を打ち切れた要因を「1打席目でしっかり見切れていたから思い切り振れた」と自己分析した。

 2点差に迫られた6回は右腕・今井のチェンジアップに崩されながらも左手一本で左翼席へ。今季初の1試合2発とする6号3ランは「追い込まれている中でなかなかない本塁打だった」と自身も驚きの一発だった。栗山監督も「見ている側もびっくりするような2本。それが泰示らしさ。度肝を抜くようなものが出始めたのは、本人も安心するだろうと思う」。この日から外野席もファンに開放した試合での2発。5回は押し出し四球も選んだ大田は「外野席にもお客さんがいるのはうれしい。ファンのおかげで外野席まで打球が届いた」と感謝した。

 この日からアイヌ文様が入った限定ユニホームを着用した。大田は7月19日まで打率1割台。1日のオリックス戦では3打数無安打、2三振で5試合連続安打が止まり、この試合から裾を膝まで上げる本来のオールドスタイルに戻した。昨年4月24日の楽天戦で記録した自己最多5打点を更新する活躍に「ウポポイのユニホームが打たせてくれた。ユニホームも変わっていいスタートが切れた」と魔よけ効果に感謝した。

 チームは今季3度目の2桁得点。借金1とし、西武を抜いて4位に浮上した。首位・ソフトバンクとは3・5ゲーム差と混パを演出している。「ここからしっかり巻き返して上位に食い込めるようにやっていきたい」。得点圏打率は・391まで上がり、リーグ4位。こんな勝負強い打者が5番に控える打線は頼もしい限りだ。(東尾 洋樹)

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