巨人・ウィーラー移籍1号「最高だね」 右8人並べた新打線で猛攻12得点

[ 2020年7月16日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人12―1広島 ( 2020年7月15日    マツダ )

<広・巨>5回1死一塁、巨人・ウィーラーは移籍初本塁打となる2ランを放つ(撮影・森沢裕)
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 左腕のK・ジョンソン攻略のため8人右打者を並べた新打線。初めて3番で起用された巨人・ウィーラーが、3点リードの5回にカットボールを左中間へ運んだ。移籍後初の1号2ラン。「最高だね。チーム全員で対策がしっかりできていた。勝っているし雰囲気はいい」と喜んだ。

 マツダスタジアムでは巨人戦7試合で3勝0敗を誇る天敵に原監督は「思い切ったことを。違った風景で丸も見るのもいいであろうと判断した」と左打者の丸をオーダーから外した。前日3番だった丸は同左腕に通算20打数2安打。代役のウィーラーは6回に島内から中堅に適時打を放ち計4打点の大暴れだ。

 5回までに5得点で天敵を攻略すると今季最多タイ12得点。鬼門の同球場では10年8月29日以来、10年ぶりの12得点で大勝した。今季は6月23日の東京ドームを含め苦手の左腕に2戦2勝。2安打3出塁の1番・北村も含め、指揮官はウィーラーを「ジョンソンキラーになりつつある」と称えた。(神田 佑)

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