阪神・西勇 勝ちまた消えた…中5日、6回1/3、119球無失点熱投も

[ 2020年7月12日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―4DeNA ( 2020年7月11日    甲子園 )

<神・D>9回表終了後、藤川(左)を出迎える西勇(撮影・坂田 高浩)
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 力を尽くした119球だった。今季初めて中5日で先発した阪神の西勇は、強力なDeNA打線を相手に6回1/3を6安打無失点。手が届きかけた2勝目は目前で消滅しても、早くも2度目を数えた今永との開幕投手同士の投げ合いで意地の投球を見せた。

 「相手投手が今永だったので、何としても先制点は与えないという意識を持って投げました」

 雨で試合開始が46分遅れるイレギュラーなプレーボールにも全く動じず、何事もなかったかのように序盤からアウトを積み重ねた。圧巻はボーアの2ランで援護をもらった直後の3回だ。1番・梶谷からの好打順を3者連続三振に仕留め、舞い込んだ流れを自力でしっかりつかんだ。一度の連打も許さず、6回までスコアボードにゼロを並べた。

 7回1死二塁から大和に四球を与えたところで球数が119球に到達して交代。責任感からか、回の途中での降板に苦い表情を浮かべた後、ベンチに戻ってからは後を託した岩崎に向けて声をからし、力を送った。開幕戦では同じ状況で救援に失敗した後輩の見事なリベンジを見届け、「優(岩崎)がピンチで踏ん張ってくれて本当に感謝です」と出迎えた。

 矢野監督からも「西らしく丁寧に投げ切ってくれた。ランナーを出しても粘り強くいってくれたと思います」とねぎらわれた。開幕から4試合連続でクオリティースタート(6回以上を自責3以下)を達成するなど、4試合、計27回1/3で防御率1・65。先発陣の軸としてふさわしい熱投だった。

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