「とにかくつなごうと」広島の22歳坂倉ハツラツ!4安打すべてタイムリー、5打点大暴れ

[ 2020年7月11日 18:46 ]

セ・リーグ   広島19―4中日 ( 2020年7月11日    ナゴヤD )

<中・広>4安打すべて適時打と勝利に貢献した坂倉はガッツポーズ(撮影・椎名 航)
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 広島の坂倉将吾捕手(22)が、放った安打がすべてタイムリーというプロ初の4安打5打点と大暴れ。バッテリーを組んだ同期入団左腕・床田寛樹投手(25)に待望の今季初勝利をプレゼントした。

 坂倉は7番に入り、5日の阪神戦(マツダ)以来今季3度目のスタメンマスク。1―1で迎えた3回、無死満塁で右前へ勝ち越しタイムリーを放つと、打者一巡で回ってきたこのイニング2度目の打席では2死二、三塁から再び右前へタイムリーを放った。そして、7回の2死満塁では中前へタイムリー。8回の2死一、二塁では中前に2点タイムリーしての4安打5打点となった。

 「今はもう自分ができることをやるしかないと思ったので必死に入りました」という久々のスタメンマスク。4安打5打点の大活躍についてインタビュアーから振られると「あの…。ま、良かったです、はい」とプロ4年目の若手捕手は控えめにはにかんだ。チームは3回に34年ぶり球団タイ記録となる1イニング11安打で一挙9得点。11安打目を放ったのは坂倉だったが「もう必死に打席に入ったので、もうとにかくつなごうという結果がいい結果になって本当に良かったなと思います」と3回の2打席について冷静に振り返った。

 プロ初の猛打賞が一気に4安打5打点。4安打すべてがタイムリーという最高の結果だ。それでも「本当につなぐ意識だけで入ってますし、もう自分ができること、やるしかないと思っているので、それだけです、はい」と浮かれる素振りは一切見せず。チームは前夜の中日戦で今季16試合目にして早くも3度目となるサヨナラ負けを喫したが「チームとしても“やり返すぞ”ってきょう入ったので、すごいいい結果になって良かったと思います」と話した時は一瞬表情がやわらいだ。

 6回で8安打されながら3失点に抑え、待望の今季初勝利を挙げた床田については「本当にベンチで話し合いながら何とかしのいでいって、こういう結果になったので良かったなと思います」とホッとした様子。逆襲が期待される今後に向けては「きょうのようにチームでひとつとなって頑張っていきたいなと思います」とし、有観客2戦目での初勝利に「こういう状況で大声とか応援とかないですけど、拍手とかですごい力をもらってます。ありがとうございます」と鯉党に感謝した。

 なお、床田は2017年4月5日にプロ初登板初先発した思い出のナゴヤドームでセ・リーグで唯一勝ち星のなかった中日相手に初勝利。先発が予告されていた7月6日の阪神戦(マツダ)が雨天中止となり、2回5安打3失点(自責2)で早々に降板となった6月27日の中日戦(ナゴヤD)以来となるマウンドで待望の白星となった。

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