21世紀枠・磐城「笑顔や感動、勇気を届ける」 国士舘との対戦「勝ちにこだわる」

[ 2020年7月9日 05:30 ]

2020年甲子園高校野球交流試合 組み合わせ決定

対戦校が国士舘に決まり、ナインに伝える岩間主将(右)
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 磐城は8月15日大会4日目の第2試合で国士舘との対戦が決まった。渡辺純監督から「初戦の相手は国士舘に決定しました」と発表されると、ナインは笑顔で何度もうなずいた。

 相手は秋の東京都大会を制した強豪。組み合わせを引き当てた岩間涼星主将(3年)は「相手が決まってスイッチが入った。さらに自分たちの試合の前が前年の夏の決勝カード(履正社―星稜)ということで、甲子園独特の空気の中でできるのが楽しみ」と語った。

 何度も試練を乗り越えてきた。21世紀枠で46年ぶり3度目の出場を決めていたセンバツが史上初の中止に。さらに恩師との別れもあった。木村保前監督が転勤。夏の甲子園も中止となったが、交流試合の開催が決定。チームは6月8日から練習を再開し、同14日には昨秋の東北大会以来の対外試合でいわき光洋(福島)に勝った。

 昨秋は台風19号の影響で、地元のいわき市が甚大な被害を受けた。ナインも近隣の施設に泥かきのボランティアに出向き、住民の苦しむ姿を目の当たりにした。現在は九州地区が昨秋の故郷のように豪雨被害を受けている。岩間は「全国が苦しい状況の中、自分たちは恵まれた環境で野球ができる。多くの方々に笑顔や感動、勇気を届けられたら野球をやっている意味がある。勝ちにこだわって戦っていきたい」と誓った。(秋元 萌佳)

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