巨人・坂本 原監督通算1033勝弾 初回には14打席ぶり安打

[ 2020年7月4日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人5―0中日 ( 2020年7月3日    東京D )

6回1死、先制ソロを放つ坂本(撮影・木村 揚輔)
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 復活のアーチで均衡を破った。0―0の6回1死。巨人・坂本は先制の2号ソロを左翼席に運んだ。大野雄と緊迫した投手戦を展開していたエース菅野を援護する価値ある一発。「投手が頑張っているんでね、何とか先に点を取ってあげたかったので1点取れてよかった」とうなずいた。

 粘り腰が生んだ一撃だった。フルカウントから内角低めのスライダーを左手一本ですくい上げた。初回にも外角低めのツーシームを体勢を崩されながら4試合、14打席ぶりの安打を左前へ運んだ。下半身の粘りでマルチ安打をマーク。1月の沖縄自主トレに同行した北村や湯浅らが「えぐい」と驚く練習量で鍛え上げた下半身が快音を生んだ。

 新型コロナウイルスの陽性反応を示し、開幕1週間前の先月12日に退院。それでも開幕から4試合連続安打を放ち、10日間の入院を感じさせないスタートを切った。しかし、ここ3試合は無安打で5三振。昨季、12打数5安打の打率・417で得意とした同学年の大野雄を再び攻略し、上昇気流に乗った。

 原監督も主将のアーチを「難しいボール。失投ではなかったと思う」と絶賛し、「何かいいきっかけになれば」と復調を期待した。開幕から5カード連続で初戦を勝利。原監督は監督勝利数を1033とし、長嶋終身名誉監督の1034勝に王手をかけた。投打がかみ合うチームを指揮し、一気に尊敬するミスターに並ぶ。 (青森 正宣)

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