巨人 岡本がバースデー同点打&3戦連発5号 DeNAは浜口交代が裏目、799日ぶり単独首位逃す

[ 2020年6月30日 20:56 ]

セ・リーグ   巨人5―2DeNA ( 2020年6月30日    東京D )

<巨・D>8回1死、岡本は中越えソロを放つ(撮影・沢田 明徳)
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 巨人が2位・DeNAとの首位攻防戦初戦に5―2で逆転勝ちを収め、眼下の敵を1・5ゲーム差に突き放した。

 20歳の先発右腕・戸郷が初回に2点を先取されたものの、尻上がりに調子を上げて7回途中4安打2失点と好投。打線も0―2で迎えた2回に37歳のベテラン中島の今季1号となる左越えソロで1点差に迫ると、6回には24歳の誕生日を迎えた主砲・岡本の右前へ運ぶ芸術的なバースデータイムリーで同点。さらにパーラも左前適時打で続いて3―2と逆転に成功した。

 巨人はさらに8回、4番手・エスコバーから3番・丸が1号ソロ、4番・岡本は3戦連発となる5号ソロを放って3点差とし、リリーフ陣も7回途中から登板した高木から中川、デラロサと盤石リレーで勝ち切った。

 DeNAは初回、巨人先発・戸郷の立ち上がりを攻め、梶谷、ソトの連続長短打でいきなり無死二、三塁のチャンス。1死後、4番・佐野の中犠飛で先制すると、宮崎の中前適時打でもう1点加えて初回に2点を先取したが、その後は無得点。先発投手の浜口は2―1とリードし、勝利投手の権利を持って迎えた6回、1死一塁でラミレス監督によって交代を告げられ、2番手・国吉が坂本に四球を与えた後で岡本に同点打されて勝利投手が消滅。その後、パーラに逆転打も許した国吉が敗戦投手となった。

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