巨人・戸郷 今季2勝目へ7回途中2失点で降板 初回2失点も2回から6回までノーヒット投球

[ 2020年6月30日 20:24 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2020年6月30日    東京D )

<巨・D>力投する巨人先発の戸郷(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の戸郷翔征投手(20)がDeNA戦(東京D)で今季2度目の先発登板。初回にいきなり2点を失ったものの、尻上がりに調子を上げて7回途中4安打2失点と好投し、勝利投手の権利を持って降板した。

 巨人では1987年の桑田真澄以来33年ぶりとなる高卒2年目で開幕ローテーション入りした戸郷は今季初登板となった23日の広島戦(東京D)では7回途中までに7三振を奪い、4安打2失点と好投して今季初勝利。

 それから中6日での登板となったこの日は初回から好調のDeNA打線につかまった。1番・梶谷にフォークを中前打され、続く2番・ソトにはスライダーを左翼線二塁打され、いきなり無死二、三塁のピンチ。1死後、4番・佐野の中犠飛で先制されると、5番・宮崎には中前適時打を許して初回から2点を献上した。

 2回は3者凡退に抑えたが、3回には先頭の梶谷に9球粘られた末に四球を与え、4回にも1死から宮崎に四球と4回までに70球と球数が多くなった戸郷。だが、初回に3安打を集中された後は2回から6回まで無安打無失点投球を見せ、チームが3―2と逆転して迎えた7回に1死から柴田に二塁打を打たれると、ここでマウンドを2番手左腕・高木に譲って降板となった。なお、高木は後続をピシャリと抑えて降板している。

 戸郷の投球内容は6回1/3で打者25人に対して96球を投げ、4安打2失点。4三振を奪い、与えた四球は3つだった。

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