スポーツ界の人命救助…中日・山崎武司は火災現場から住民救出

[ 2020年6月30日 03:00 ]

90年12月、人命救助でセ・リーグ会長から特別表彰を受けた中日・山崎武司
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 巨人・会田有志3軍投手コーチ(36)が28日に都内の都営新宿線馬喰横山駅構内で人命救助を行っていたことが29日、分かった。エスカレーターから転落して意識を失った中高年の男性を胸骨圧迫による心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)で救助した。

 【スポーツ界の人命救助】
 ▽90年12月19日 愛知県知多市内の精肉店で火事が発生し、隣家の知人宅を訪れていた中日・山崎武司が逃げ遅れた住民を抱きかかえて救出。セ・リーグ会長から特別表彰を受けた。

 ▽13年11月16日 大阪桐蔭3年の森友哉(現西武)が、大阪市のJR新今宮駅で線路に転落した男性をチームメートと2人で担ぎ上げて救出。JR西日本から感謝状を贈呈された。

 ▽16年6月3日 川崎市高津区で倒れた男性を巨人・根津朋将トレーナーが胸骨圧迫やAEDによる電気ショックなどの処置を行い救命。川崎市高津消防署から表彰状を贈呈された。

 ▽20年6月10日 東京都足立区の境川部屋近くの毛長川に架かるふれあい橋付近で溺れている女性を通行人が発見。助けを求められ、力士ら20人が現場に急行し、護岸から女性を引き上げた。

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2020年6月30日のニュース