メジャー54勝左腕 ソフトB・ムーア 雪辱登板へ「過ちは繰り返さない」

[ 2020年6月30日 05:30 ]

キャッチボールで調整するムーア(球団提供)
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 借金3と出遅れたソフトバンクは、30日から札幌ドームで日本ハムと6連戦を行い、初戦はマット・ムーア投手(31)が先発する。日本初登板だった前回23日の西武戦では満塁弾を浴びるなど、4回7安打6失点で黒星。不用意な四球が失点に結びついている点を反省し、初白星で連敗を3で止めると意欲を燃やした。5位からの巻き返しへ、メジャー54勝左腕が先陣を切る。

 札幌市内の室内練習場での練習後に行われたオンライン会見。笑顔で画面に登場したムーアだったが、前回の反省点を聞かれると真顔で語り始めた。23日の西武戦では2回に四球が絡んでスパンジェンバーグに満塁弾を浴びた。「失敗、過ちは繰り返さない。そういうところに気をつけて1イニングでも長く投げていく」と言葉に力を込めた。

 来日初登板で黒星を喫した西武戦は後悔の残る内容だった。4回7安打6失点。満塁弾の直前の2死一、三塁の場面で9番金子にストレートの四球を許したのが響いた。「打たれる以前に自分を苦しめた。絶対に、やり返さないといけない」と雪辱の思いは強い。

 3月のオープン戦では3試合で計8回2/3を投げて5安打無失点だったが、6月の練習試合では2試合で計8回を9安打5失点。下位の打者を歩かせて、上位打線につかまる同じパターンで失点を重ねている。5日の阪神戦では9番北條に四球を与えた後、1番糸井に2ランを浴びた。11日のオリックス戦は9番後藤に四球を許し、1番大城から3連打で2失点した。「メジャーは三振を気にしないが、日本の選手は2ストライクからでも塁に出ようとする。その技術が大きな違い」。無駄な四球が命取りとなると肝に銘じて臨む。

 舞台となる札幌ドームのマウンドは比較的硬く「アメリカに近いと聞いているのでいい方向に行けば」と歓迎した。今度こそメジャー通算54勝の実力を発揮し、チーム防御率がリーグ5位の5・19と苦しむ投手陣の流れを変える。

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