稲村亜美 リモート応援は「音」に注目 ヤクルト・村上選手の完璧な打球音!特大弾に「ラスボス」感

[ 2020年6月21日 06:28 ]

セ・リーグ   ヤクルト6―2中日 ( 2020年6月20日    神宮 )

リモート観戦した稲村亜美
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 【リモート応援観戦記】新しいプロ野球の観戦様式が、テレビやスマホなどを使っての「リモート応援」――。「神スイング」でおなじみのタレント・稲村亜美(24)は「音」に注目して、ヤクルト―中日戦(神宮)の観戦記をスポニチ本紙に寄せた。22日は、済美高野球部出身のお笑い芸人「ティモンディ」の高岸宏行(27)が登場します。

 野球がある日常が戻ってきて、本当にうれしいです。球場に行けないのは少し寂しいけど、自宅でのリモート観戦も、また違った楽しみがあります。今日は「音」に注目しましたが、ヤクルトの3本のホームランは、全て音が違いました。

 カーンという完璧な打球音を感じたのは、村上選手でした。ベンチの一瞬の歓声の後、静寂の中でスタンドに消えていく特大弾。外野手もほとんど動かず、なんか「ラスボス感」が凄かったですね。山田哲選手の一発はバックスクリーンに当たる音が聞こえました。普段なら歓声でかき消されてしまうので、初めて聞いた音でした。塩見選手は音を聞いた時はライトフライかと思いましたが、あれが入ってしまうんですね。

 ヤクルト・高津監督は初勝利おめでとうございます!ベンチの雰囲気も凄く明るく感じます。キャッチャーフライが上がった時、21歳の若い古賀選手に対して、ヤクルトベンチから「大丈夫!大丈夫!」っていう声が聞こえました。これも、監督の明るいキャラクターが影響しているんじゃないでしょうか。

 中日はキャンプでお邪魔しましたが、今年はリリーフ陣が手厚い印象があります。野手も、開幕戦で逆転勝ちしたようにビシエド選手や高橋選手らがいて、怖い打線ですよね。

 やっぱり、野球は楽しい!私にとって、野球は生活の基盤みたいなものなので、野球がないと曜日感覚がなくなってしまうんです(笑い)。しばらく球場での観戦はできませんが、リモート観戦はより野球に集中できる気がします。開幕戦もテレビ、スマホ2台で3試合をザッピングして見ていましたが、「いいとこ取り」という感じ。去年よりも野球に詳しくなれるような気がします。

 ◆稲村 亜美(いなむら・あみ)1996年(平8)1月13日生まれ、東京都出身の24歳。小中学校の9年間、野球経験あり。15年にCMで豪快なバッティングを披露し「神スイング」として話題になり、現在はバラエティーなどで活躍中。これまで10球団の本拠地で始球式を務め、最速は103キロ。浅井企画所属。

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2020年6月21日のニュース