阪神・ボーア、快音連発! 春先の不調時から一変「楽しかったし、また1つステップアップできた」

[ 2020年5月30日 05:30 ]

阪神紅白戦   紅組0-3白組 ( 2020年5月29日    甲子園 )

2回表紅組無死、右前打を放つボーア(代表撮影) 
Photo By 代表撮影

 阪神は29日、甲子園球場での集合練習で紅白戦を実施した。チームとしての実戦は3月25日以来65日ぶりで、虎党の心配を吹き飛ばすような快音が響いた。紅組の「4番・一塁」を任されたボーアが、2回先頭で西勇の初球真っすぐをいきなり右前打。4回の第2打席も左翼フェンス際への大飛球を放ち、春先の不調時とは一変した姿を見せた。

 「ユニホームもホーム、ビジターで分けて、より実戦という感じもした。そこはスゴく良かったと思うよ。何より楽しかったし、また1つステップアップできたと思う」

 球団を通じた言葉に試合ができる喜びがにじみ出た。来日1年目から思わぬ事態に直面。異国にずっと滞在しながら前向きに調整に取り組んできた。28日が32歳の誕生日。チームメートからサプライズで「ハッピーバースデー」の歌で祝福され、「ビックリしたよ。試合日でないのは残念だけど、すごくうれしかった」と笑顔だった。開幕はまだでも、チームにはすっかり溶け込んでいる。

 今春実戦は15試合で打率・189、0本塁打。本来の豪快な当たりが出ない中、4番起用を続けてきた矢野監督は「芯で捉えたらスゴい打球がいくし、ああいうふうに(4回の左飛)打球が上がってくると、相手にとって怖さになってくる。ここからもっともっと状態が上がると思うし、それを待ちたい。そのきっかけにしてくれれば」と改めて主砲として期待をかけた。

 「4番は好きな打順だし、多くの場面で走者を還す状況だと思う。その打順を打たせてもらっていることに感謝して、期待に応えられるよう頑張りたい」

 公式戦デビューが遅れたことも、修正期間ができたとプラスに考えればいい。試合がしたくてウズウズしていた分、モチベーションも大いに高まっている。20年猛虎打線のカギを握る助っ人が、まずは上々の再出発を切った。(山添 晴治)

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