広島・奨成「動画漬け」で配球向上 小林、甲斐らの映像見て「スゴく勉強になる」

[ 2020年5月25日 05:30 ]

広島・中村奨成
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 広島・中村奨成捕手(20)が開幕延期期間を「動画漬け」にして配球向上を期した。対外試合の出場が3月22日の2軍ソフトバンク戦を最後に遠ざかる中、高卒2年目だった昨季の試合映像を見返して配球を学び直してきた。「いま配球の勉強は、なかなかできないですけど、自分が出た過去の試合映像を見たりしています」。捕手として試合に出場していると仮定し、映像に合わせながら投球を組み立てるイメージを膨らませた。

 昨季は「右第一肋骨(ろっこつ)疲労骨折」に加えて、頭部死球も経験。捕手出場は36試合にとどまった一方、配球に手応えはあった。「確実に1年目よりは2年目の方がうまくいくことは多かった」。特に昨季のリハビリ期間は1軍戦をテレビ観戦し、会沢らの配球をもとに2軍担当だった倉バッテリーコーチにリポートを提出。実戦復帰後も出場試合の配球を再現するチャートを作成するなど、配球面の向上に重きを置いてきた。

 自身の映像だけでなく、動画サイトも駆使し、成長のヒントを求めた。「モリーナ(カージナルス)とか(小林)誠司さん、甲斐さんの送球、捕手としての動きを見ています。技術、インサイドワークとか自分と比べて全然違う。スゴく勉強になる」。過去2年間で1軍出場なし。今春は初めて1軍キャンプに参加し、2月下旬から2軍に合流した。「下半身強化をいまの期間のメインにして、捕手の動き、打撃にもつなげたい」。開幕延期期間を最大限に活用し、初昇格の糸口を探る考えだ。(河合 洋介)

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