静岡商148キロ左腕・高田 代替大会では「親と部員の観戦を認めて」 開催を信じ

[ 2020年5月21日 13:31 ]

 父子鷹での甲子園挑戦が幻となる“運命の日”から一夜明けた21日、静岡商のプロ注目最速148キロ左腕・高田琢登が「代替大会」検討に入る静岡県高野連に対し要望した。

 甲子園予選となる静岡大会が開催された場合には「無観客」が決定していたが、3年生の花道的な代替大会では「親と部員の観戦を認めてほしい」と訴えた。「高校で野球をやめる選手もいるし、親にも見届けてほしい。後輩たちにも甲子園がなくなっても、“自分たちがこれだけ頑張っているんだ”という姿勢を見せたいんです」と強調した。

 個人的にも「代替大会を信じ、そこに向かって頑張ろうという気持ちは変わりません」と改めて強調。静岡蒲原リトルシニアの先輩ら応援してくれる方々からも「悔しいと思うけどプロで頑張れ」といったエールが届き背中を押された。 

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2020年5月21日のニュース